後から思えば、運命はその時一段もはずせないハシゴだった。
どの場面をはずしても登り切ることはできない。
そして、はずすことのほうがよほどたやすかった。
多分それでも私を動かしていたのは、死にかけた心の中にある小さな光だった。
そんなものはないほうがよく眠れると私が思っていた闇の中の輝きだった。
(よしもとばなな 著 『ムーンライト・シャドウ』)
ご訪問ありがとうございます。
にほんブログ村続きは、「こぴっとしろし」。
*******
ブライス撮影にちょうど良い光を待つ間、私は暫くぼんやり過ごしていた。
すると、同じくぼんやり蹲る少女に出会った。
差し出がましくておこがましい、お節介以外のなにものでもないけれど。
「彼女のこの先の人生が、光で充ち満ちていますように。 」
最後までご覧下さいまして、ありがとうございます。
拍手・応援・コメント、とっても嬉しいですカモンщ(゚д゚щ)カモーン♪
にほんブログ村
スポンサーサイト